前回は数ある腰痛の原因の1つとしてトリガーポイントという事に注目して書いてみました。今回は、そのポイントにどのようなアプローチがあるのか、自分自身でできる方法はないかを書いてみようと思います。

トリガーポイントへセルフアプローチ

トリガーポイントに対してのアプローチ法は医療機関で行うものから、自分で行う方法まで様々です。

医療機関ではトリガーポイントに直接局所麻酔薬を注射してしまう方法や鍼施術で直接鍼をトリガーポイントに打つ方法や物理療法として温熱刺激を与えたり、レーザー治療、超音波治療などを行うこともあるかもしれません。しかし、これらは専門的な場所で適切に行われなくてはなりませんし、自分自身でやる事はなかなか難しいことになります。

そこで、やはり自分でアプローチするとなるとトリガーポイントを押すか伸ばすかくらいになります。

自分でトリガーポイントにアプローチする前に

おそらくほとんどの方が、その腰痛がトリガーポイントによる痛みなのか、そもそもトリガーポイントかどうかを判断することは難しいと思います。そこで、ここではトリガーポイントに対してというよりも、硬く痛みを発する場所に対してのアプローチ方法と思って読んでください。

指圧

指圧は圧の加減を間違えないように行ってください。

痛みのあるポイントに圧を入れますが、この時「ズーンとする感じ」「痛みがあるけれども心地よい程度の痛み」が限界です。刺激が強ければ強いほどいいわけではありません。強すぎる圧は、筋肉にとっては過剰なわけで、筋肉としてはその刺激に対して防御態勢をとることで結果、筋肉はほぐれることはありません。むしろ守りに入って固くなります。また、押した刺激がトリガーポイントをより過敏にすることもあります。

あくまで優しく、心地よい刺激を自分で行うときは心がけてください。

ストレッチ

ストレッチの方法は様々ですが、トリガーポイントに対しては反動を使わずじっくりと伸ばしていって「筋肉に張りを感じている、伸びているな」と感じるところまで伸ばしたら、あとはその伸びている感覚が和らいぐまで伸ばしてあげてください。

急なストレッチは避けてください。

施術するべきトリガーポイントフローチャート

ざっくりと自分自身で行う場合のポイントの見つけ方です。見つけ方と言っても点在するトリガーポイントを知っていないと見つけることは困難なので、とりあえず、今押している、伸ばしているところをやる事で、状態が改善するかどうかを基準に無理せずできる範囲をやってみてください。

トリガーポイントを増悪させる要因

①特定の筋肉の短くなった状態での過剰使用

→例えば、思い荷物を肘を曲げた状態で長時間抱えるという状態です。これによって腕の前側の筋肉に負担がかかり、トリガーポイントを増悪させてしまいます。

②トリガーポイントの圧迫

→過度の圧迫刺激はトリガーポイントを増悪させます。

③持続的または繰り返しの筋肉の収縮活動

→同じ作業を繰り返し長時間にわたり行うことは特定の筋肉に過剰な負担を強いることになります。

④風邪などの体調不良や精神的ストレス

⑤冷房などの環境

これらを注意して、トリガーポイントを増悪させないように心がけてください。