寒暖の差が激しいこの時期は自律神経の乱れとともに、腰痛を訴える患者さんが多く来院される時期です。

今回は、足の冷えをケアして腰痛対策、体調管理に役立てていただければと思います。

かかとのツボ

踵には失眠(しつみん)というツボがあります。失眠は、字からイメージするに、不眠症に効くツボとしてよく使われるツボです。ここにお灸をすえたり、指圧などの刺激を与えて使うことがあります。

失眠:リラックスさせ眠りにつきやすくする、下半身の冷え性、むくみ、足の疲れ、膝痛、頻尿、生殖器系疾患の改善、腰背部の緊張緩和

失眠としては以上のツボの効果があります。不眠症に効くツボとは言え、本当に不眠症となると様々な要素があるのでこのツボだけでは効果は薄いと思いますが、失眠にお灸をすると足全体の血流が改善するという事も言われていますので、足が温かくなるとリラクゼーションでき、眠りにつきやすくなると考えるといいでしょう。

東洋医学ではツボがありますが、足裏反射・リフレクソロジーとしては踵は生殖器や坐骨神経の反射区として考えられています。

かかとのケア

失眠を押すという場合は、指でやると力も必要ですし、指を傷めることもありますので、ゴルフボールなどをゴルフボールで軽く踏む(踏むだけで、ぐりぐりほぐさないでください。強い刺激はかかとを痛めます)。もしくはお灸をすえる、局所的にはドライヤーを使って温めるでもいいと思います。

このようにかかとをケアすることで、足の血行を良くしたり、反射区から骨盤の中の生殖器に刺激を与えることを図ることができると思います。また失眠の効果に腰背部の緊張緩和がありましたが、これも腰や下半身の血行を良くする効果からきているものと思います。

かかとをケアすることは腰や下半身のケアとなります。逆を言えばかかとを冷やしたりすると、腰を痛めることにつながりやすくなります。

寒くなる時期はこのかかとをしっかりとケアしてみてください。