腰痛に限らず、体の痛みや違和感はそれを感じている場所だけに問題があるわけではないという事は過去のブログでも書いてきました。

今回は特に足と腰痛の関係を書いてみようと思います。

つながり

体には様々なつながりがあります。骨と骨がつながり様々な関節が作られそれらが連動していたり、骨と骨を結ぶ筋肉や靭帯などの組織がつながりを作り出し複雑な動きを可能にしていることも日常で気づかずに当たり前のように行われています。

東洋医学には経絡という気の流れと臓器を結び付けたつながりもあります。

体が機能するという事は様々なつながりが重要になっています。先ほどの痛みの原因も、もちろんその部分の異常が原因となることもありますが、なぜその部分が痛むのか何が原因なのかを知っておくとその場所をケアしても改善できない痛みに別のアプローチを作り出すことが可能です。

筋筋膜のつながり

経絡という東洋医学の視点は置いておいて、筋肉のつながりを考えていくと今日のタイトルにつながります。

これは、トーマス・マイヤース氏の「アナトミートレイン」からです。この図だけでも様々なつながりが見て取れますが、今回着目するのは、「腸腰筋と後脛骨筋」です。

図にあるように腸腰筋は大腰筋と腸骨筋(小腰筋は筋肉として存在している事よりも筋膜的な存在です)を合わせた背骨から始まって太ももの骨の内側につく筋肉です。この筋肉が緊張していくと腰を反り腰にしてしまい、腰への負担を増大させてしまいます。

この筋肉の緊張を緩和させるための1つの手段が後脛骨筋というふくらはぎの奥にある筋肉を緩めていくというものがあります。緩め方は色々ですが、ここではシンプルにストレッチをやってみてください。

いわゆるアキレス腱伸ばしです。この時に後ろのストレッチしている足の位置を前の足と一直線になるように通常よりもやや内側に入れながら伸ばしていくと後脛骨筋へ刺激がいきやすくなります。

過去に書いた足のケアのブログも参考にしてみてください。

足のケア

まとめ

今日は筋肉名などが出て難しいことを書いているように見えますが、結局、腰の痛みや腸腰筋の通る股関節の前面のトラブルに対して足の筋肉をほぐす事もアプローチですとわかっていただけると良いです。

参考にしたアナトミートレイン
上の本はちょっと専門的なことが書いてありますが、トレーナーや運動を指導する方にも見てもらいたい本です。文字よりも中のイラストなどで動きを筋肉のつながりとしてイメージするのに役に立つと思います。