頭痛を慢性的に抱えているという方もいらっしゃいます。頭痛に関しては過去のブログでも書いております(過去の頭痛のブログはこちらから)。

今回は、頭痛のケアにふくらはぎ、そして足のケアをという事を書いた見ようと思います。

緊張性頭痛に有効

頭痛にもいろいろ種類がありますが、後頭部や側頭部という部分の頭痛は多くは肩や首の筋肉の過緊張からくる頭痛、つまり緊張性の頭痛となります。状態としては、頭が締め付けられるようない痛み、重い感じがする痛みが多いです。

このような頭痛は、言ってしまえば緊張している筋肉がほぐれれば、緩和することとなります。今日のテーマ、ふくらはぎは肩や首と関係性がある部分ですので、日々のケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

ふくらはぎと肩首の関係

まずは筋肉のつながりから考えると

大まかに後ろの筋肉の流れを図示してますが、このように足裏からふくらはぎ、それが首の方まで一連の流れでつながりを持っていることが分かります。この流れを筋肉で図示してみると

左の図のように腰から上の筋肉が首までつながります。そして頭痛と関係のあるものの1つとして右の図の「後頭下筋群」という筋肉が固くなることでも頭痛は起きてきます。

この他にも首の形状として本来あるべき首のカーブが少ない「ストレートネック」と呼ばれる方のように物理的に肩に頭の重さがかかるケースや顔が前の方に動くことで首を支える筋肉に負担をかけるケースなど様々要因はあります。

これらの図からもふくらはぎの緊張が一連の筋肉のつながりの中で首まで影響を出すことは想像できます。そこでふくらはぎや足の裏をストレッチしたり、マッサージすることも首肩周りの緊張緩和には役立つと思います。

ツボと体の後ろの流れ

体の後ろを流れる経脈は膀胱経というものがあります。このうち長野式という鍼の考え方の中に、首の骨の際を通り、脳へ血液を供給している椎骨動脈の流れを整える方法があり、そこで使われるツボの中に先ほどの膀胱経に所属しているものがあります。

ふくらはぎにある「委中(いちゅう)」「飛陽(ひよう)」「崑崙(こんろん)」というツボです。詳しい場所は書きませんが、図で示した位置にご自身で触れてみてグリっとした硬さがあればそこをゆっくり指圧やゴルフボールなどで刺激してみると良いでしょう。

余談ですが、この膀胱経と先ほど挙げた筋肉の流れはほぼ同じ流れをたどっているようです。もちろん、東洋医学と西洋医学を一緒に考えるのは成り立ちやその後ろにある考え方が違うので「同じ」とは言えませんが、洋の東西にかかわらず、首からふくらはぎや足までつながっていることは興味深いところです。

もちろん、首や肩のストレッチをすることは頭痛の緩和に役に立つでしょう。その他に体のつながりを考えてふくらはぎをマッサージしたり、ツボを刺激してみても日々のケアには役立ちます。ご自身でやりやすい方法で試してみてください。