最近、腸内環境や腸内フローラという言葉が流行りなのか、一般的な言葉となったのか定かではありませんが、よく見かける言葉になってきました。

今回から何度か腸に関して書いてみようと思います。

腸内環境の改善という言葉が使われる場合は、腸内細菌のバランスや蠕動運動の改善がまとめられているもののような気がします。

一言で腸と言っても、上の図のように大きく小腸と大腸に分けられ、さらに小腸も場所によって「十二指腸」「空腸」「回腸」と呼ばれ、大腸も「盲腸、結腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸まとめています)」とS状結腸、直腸、肛門と分かれていきます。

大まかに、小腸では食べたものの吸収がほとんど行われ、大腸は小腸で吸収できなかったミネラルや大部分の水分が吸収されています。便が便として固まるのは、大腸の最初の部分ではどろどろのものが大腸を通過していく中で水分が徐々に吸収されることで適度な硬さになります。水分だけを見るのであれば、大腸の蠕動運動が過剰な状態で水分がしっかり吸収されていない状態が下痢、蠕動運動が緩慢で大腸に停滞する時間が長い状態が便秘となります(便秘に関してはまた別の日に細かく書いていきます)。いずれにしても、下痢や便秘は腸の蠕動運動の異常という点では共通していくところがあります(蠕動運動だけ見ればですが)。

このように吸収が行われる腸にはたくさんの細菌がいます。大きく善玉菌、悪玉菌、日和見菌とに分かれ、理想的にはその比率は順に、2:1:7とされています。

この善玉菌をいかに増やすか元気にするかそれがこのバランスを保つ1つの方法で、一般的に発酵食品を摂ることなどが推奨されています。主だっては乳酸菌とビフィズス菌が代表的なものです。それぞれに関しては過去のブログに書いてあります。ご参考まで。

「腸と健康」

今回は、

・下痢も便秘も腸の蠕動運動の異常

・善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌のバランスがいいことが腸内環境がいい状態

・善玉菌の代表は乳酸菌とビフィズス菌

という事を書きました。