体には様々な部分に反射区と呼ばれるエリアがあります。代表的なのは足の裏ですね。足の裏のある部分が大腸に関係していたり、目に関係していたり。足だけで体の不調を観ることができるわけですが、今回は全身に張り巡らされた筋膜(筋肉を包んでいる膜)と神経による関係性から腸の反射ゾーンを書いてみようと思います。

大腸、小腸に関係するゾーン

先ほど書いた筋膜と神経(詳しく書くと大変なのでザクッと言っています)の関係で大腸、小腸に関係するのは上の図のようになっています。特に大腸は小腸から続いている部分ですが、体の右側から盲腸、上行結腸(上に行く部分です)、この上行結腸から横に行く横行結腸の曲がり角(右結腸角または肝彎曲部)、横行結腸、左結腸角(または脾彎曲部)、下行結腸、S字結腸、直腸と続いていきます。このカタカナのコの字を左に90度回転させたような大腸の反射ゾーンは90度回転させたコの字を膝に向かって折り返した部分になります。

つまり盲腸の反射ゾーンは右の大腿骨という太ももの骨の上にある突起エリア、上行結腸は太ももの前面の外側(筋肉では太ももの筋肉の1つである外側広筋と言われる筋肉です)、右結腸角は右の膝のやや上の外側、横行結腸は膝のお皿の上部分、左の結腸角は左の膝のやや上の外側、下行結腸は左の太ももの前面の外側、S字結腸が左の大腿骨の突起エリアという形です。

小腸は、下のあばら骨の間に反射ゾーンがあります。また背面では図示しているように背骨の際に小腸、骨盤と背骨の間の三角形のゾーンに大腸の反射ゾーンがあります。

とりあえず太ももの外側の部分をマッサージしてみてやたらと過敏な部分や痛みを感じる部分があればそこを中心にマッサージしつつ、お腹を「の」の字にマッサージして大腸を刺激してみると太ももの過敏な部分も収まるかもしれません。その逆に便秘で悩んでいてお腹のマッサージしているけれども効果が薄い場合は、太もも、特に左側の太ももの外側をよくマッサージしてみるといいと思います。

または太ももの部分をストレッチしてみてもいいでしょう。