ブログを通して、「いい姿勢」という事は何度か書いていますが、今回は座った状態での注意点を書いてみようと思います。

長い時間座っている状態ですと、腰や首、肩の緊張、足のむくみなど多くのトラブルが出てきやすくなります。できるだけ体に負担がかからない姿勢が望ましいのですが、普段座っている椅子の形状など自分ではどうにもならない問題も少しの工夫で多少改善させることができます。

まず、座っている時に骨盤の坐骨でちゃんと座れているか確認してください。

坐骨と仙骨

坐骨は骨盤の骨の一番下にある部分です。ここが椅子の座面に当たっているか、座っているお尻の下に手を入れてぐりぐりと固い骨を触れれば座骨が座面に乗っていることになります。字のごとく坐骨は座っている時に支えになっている骨であるべきですが、気を抜いたり、電車の椅子ではよく見かける座り方に「仙骨座り」という座り方があります。

仙骨座り解説

骨盤後ろの真ん中にある仙骨という骨が座面に当たってしまっている姿勢です。残念ながら電車などの椅子はこの仙骨座りを起こしやすい角度なので、電車で気を付けてみていると結構この姿勢で座っている方を見ることができます。腰の間に空間ができていることで腰痛になりやすく、股関節の前を走る腸腰筋、ももの裏側のハムストリングスなどの筋肉を短縮させ緊張を起こしやすくなります。こうなると、立った際にそれらの筋肉の緊張が原因で反り腰になってしまったり、逆に猫背になってしまいやすくなります。

また、1つの考えですが、仙骨は背骨を介して頭の骨とつながっています。この仙骨が座面に押し当てられていることで効率よく背骨が機能できず、頭の骨と仙骨が連動できずに腰痛だけでなく頭痛などの症状が出やすく、後頭部の負担から目の疲れも出やすいなどの影響も考えられます

今私がそうですが、PCを使っている時に坐骨では座れていても首は前に行ってしまい、結果として猫背になっているケース。

座り姿勢

ここでは骨盤が後ろに回転していることで腰の背骨はまっすぐでその上の胸の背骨は丸くなり、顔はやや前に移動していることで首の付け根から肩までの筋肉が緊張をして肩こりや首の疲れにつながる恐れがあります。仙骨座りよりは影響が出づらいですが、これも腸腰筋やハムストリングスという筋肉にも緊張出やすくはなります。

そこで、理想的な座り方は坐骨に座りながら背中がしっかりとまっすぐに立ち上がっている姿勢となりますが、なかなかこれは意識しておかないと難しいですので、座面の上にタオルなどを使い少しだけ傾斜をつけて座ってみてください

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写真のようにタオルを片側だけ高くしてそこに坐骨が来るように座ってみてください。

調整座り姿勢

これによってほんの少し骨盤が前に傾くことで坐骨が座面に当たるようになり自然と背骨もまっすぐになりやすくなります。もちろん、最初から座面がこのような傾斜をとれる椅子もありますが、もしフラットな椅子を普段使っているようでしたら、タオルで少し調整してみてください。

これでも首が前に行くことは考えられます。常に正しい姿勢で座ることはなかなか難しいです。そこで、悪い姿勢で緊張しやすい筋肉を日々ストレッチして少しでも楽に正しい姿勢で座れるように意識してみてください

ストレッチ

腸腰筋のストレッチ

腸腰筋ストレッチ

ももうらのストレッチ

無題

胸のストレッチ

胸ストレッチ

できるだけこれらのストレッチを休憩中などにも行って負担のかかりやすい部分を良く伸ばしてみてください。