日曜日に足首の捻挫をして、内側、外側の靭帯を損傷した後、急性期の施術内容を前回ブログに書きました。

今回は受傷して6日目の経緯とその間のリハビリを書いていきます。

比較

腫れ自体はまだあるものの、収まってきており、受傷2日目以降に出てきた内出血が多少残っています。内出血は捻挫や打撲でも見受けられますが、内出血を起こしている部分の損傷ではなく、重力によって損傷した部分よりも下に出ることも多いです。

運動

これは足首の曲げたり、伸ばしているものです。この運動自体は受傷当日から行っていました。受傷直後から3日間はアイシングをして組織を冷やしながら行っていました。6日目に関しては、特に熱感もないので、アイシングは行っておりません。

基本的には受傷直後から3日間は安静にすべきですが、アイシングなど炎症を抑えながらなるべく早く関節の可動域を回復させる方が、スムーズに回復をしていきます。初期の段階では、写真のように体重をかけない状態で行ってみると安全に痛みなどをコントロールして行えます。

これも初期の段階から行っていたタオルギャザーという運動です。なるべく足の指全体を使いながらタオルを手前に手繰り寄せていきます。これも、初期の段階では、指の動きが少ないので、無理しないように行います。

これを入れる目的は足首の捻挫と言えども、指は損傷していません。そして、指を動かす筋肉は足固有にあるものと、ふくらはぎから繋がっているものがあります。損傷していない部分を使い、初期に関節を固めてしまうことで使われないふくらはぎの筋肉にも適度に刺激を入れることができます。

これは受傷して4日目から取り入れています。体重をかけて状態でのつま先立ち、踵立ちです。また日常の動きを考えると、膝が曲がった状態での足首の運動も出ていますので、膝を伸ばした状態、曲げた状態で行います。

バランスがとりづらいので、必ず初めは何かにつかまりながら行ってください。

運動の手順、目的

今回のように足首を捻挫したケースでは、当然、関節の運動は制限されます。それによって、怪我をした足ではない方に体重をかけすぎ、健康な足の方の負担が増大します。歩き方も通常とは異なるために、思わぬところで腰などの負担が出てきます。

そこで、早期に受傷した足首の機能を回復させなくてはなりません。施術によって痛み、腫れなどをコントロールしつつ、まずやるべきは、関節の動く範囲、可動性を高めていくことです。それとほぼ同時進行で、バランス感覚をもとに戻すことも重要です。

関節などには関節の位置を即座に伝えるセンサーがたくさんあります。このセンサーもケガとともに機能しなくなります。すると、関節の位置関係を正確に伝えることができません。もし、この機能を回復させないまま、筋肉をつけると、筋力は戻りますが、関節の位置関係のセンサーは機能不十分です。すると、増大した筋力の方が、関節の安定性よりも勝ることで、不意な動作で関節を保てなくなり、再受傷してしまいます。

可動域の回復、関節のセンサーの機能回復の後に、筋力をつける、この手順で行うことで安全に、受傷から回復していけると思います。