内臓をどう温めるのか、今回は東洋医学的な視点で冬の時期に焦点を当てて書いてみようと思います。

冬は腎の季節

東洋医学において季節と関係の深い臓腑というものがあります。冬は腎と関係の深い季節です。

腎は体のエネルギー(気)をためておく場所です。東洋医学において腎はエネルギーをためておく場所だけではなく、成長・発育、生殖の基礎となってる場所です。この腎の機能が弱まると腰痛や歯痛、健忘症、白髪、聴力の低下など様々な問題が体に現れます。

そこで体の基礎的な機能を支えている腎を滋養する食べ物を摂ることで体の内側からサポートしていくことも結果として体の冷えへの対策となります。

腎を滋養する食べ物

腎を滋養する食べ物の代表は以下のようなものです。

松の実、クコの実、くるみなどの木の実

黒豆、黒ゴマ、黒米、黒きくらげ、海藻類などの黒い色の食べ物

ラム肉、牛肉、鶏肉、エビ、生姜、にら、シナモンなどの温性(体を温める性質をもっている)食べ物

などです。

今回は黒い色の食べ物とテーマに書いていますが、これは東洋医学における「五色」の考え方があり、青は肝、赤は心、黄色は脾、白は肺、そして黒が腎に対応しています。

これを食べ物に当てはめるとそれぞれの色は気の働きに大きく影響を与えるとされています。

黒色の食材は腎に働きかけホルモンバランスを整え気持ちを落ち着かせる働きがあるとされています。

腎の冷え

腎の冷えは「腎陽虚」という腎の気の中でも陽気が少なくなっている状態です。腰の冷え、腕や脚の冷え、頻尿、不眠、疲労・倦怠感などが出やすくなります。先ほど挙げた体を温める作用のあるものを食事に取り入れてみてください。

もう少し詳しく東洋医学的な養生は過去に書いたブログがございますのでお時間と興味があればご覧ください。

冷え症と養生